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【経験者に聞いてみた!】インフラエンジニアの仕事がきつい8つの理由とは?

「インフラエンジニアは未経験でもなりやすい?」

転職して手に職をつけたい。」

「夜勤もあり少しきついイメージがあるけど大丈夫かなぁ?」

今の仕事が限界で転職を考えはじめ、あなたはこのような気持ちを抱えていないでしょうか?

IT職種の中で、インフラエンジニアはトップクラスにキツイでしょう。

責任が非常に大きいからです。

どんなに便利なシステムでも、インフラ(基盤)が機能しないと動かないですよね。

トラブルがあると会社の業務もストップしてしまいます。

24時間365日、気を配るので非常にストレスがかかる仕事でしょう。

ミスも許されません。

本記事では、インフラエンジニアの仕事がきつい理由を8つに厳選して紹介します。

記事を作成するにあたり、インフラエンジニアとして勤務している元同僚から聞いた話をメインに取り入れています。

インフラエンジニアが気になり、転職を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

インフラエンジニアの仕事がきつい理由8選

インフラエンジニアは、ソフトウェア、通信回線(インターネット等)や各種情報機材などのインフラを調達・導入し、運用やお客様サポートまでを行います。

仕事内容は、主に設計・構築・運用の3職種に分かれています。

他に、ヘルプデスクやPCキッティングもインフラエンジニアの仕事です。

縁の下の力持ちといわれ、世の中に必要不可欠なIT職種です。

しかし、やりがいがある反面、きつい面もあります。

ここでは、インフラエンジニアの仕事がきつい理由8個に厳選して紹介します。

【きつい理由1】問題が解決するまで退社不可

システムは常に安定稼働している必要があります。

当然、問題が起こったら解決するまで退社できません。

復旧だけではなく苦情の対応をするので、体と頭をフル回転する必要があります。

とくに、もうすぐ退社という時に問題が起こったらストレスMAXでしょう。

最悪、徹夜も覚悟しなければなりません。

シフト勤務だから定時で退社という考えは、あまり持たない方が良いでしょう。

【きつい理由2】サーバールームが寒い

皆さんは、サーバールームに入ったことはありますか?

サーバールームの中は夏でも結構寒いです。

サーバーは常に機材から熱を発していて、それを冷やして機材トラブルを避ける必要があります。

温度は季節を問わずに一定に保たれ、空調を常に調整します。

温度の基準があり、少しでもはずれないように温度管理表で管理する徹底ぶりです。

社員は交代でサーバーの温度をチェックして温度管理表に記載します。

夏は温度差で、冬はサーバールームの寒さで体調を崩すケースは多いようです。

サーバールームでの作業時間が長くなることもあるので、服装や体調管理に十分注意する必要があります。

寒さに慣れる場合もありますが、体調は常に万全ではないので労働環境はきついでしょう。

【きつい理由3】休日出勤がある

インフラエンジニアは、休みはあってないようなものです。

休日でもシステムは常に動いています。

つまり、エラーはいつでも起こる可能性があるということです。

連絡がくれば、休日であろうとすぐに現場に急がなくてはいけません。

楽しい休日から一気に仕事モード全開です。

夜に呼び出せることもあり、テンションが上がらないまま現場に行くこともあります。

【きつい理由4】ミスをすると業務を停止させ大損害

インフラエンジアのもっともつらい所は、絶対にミスが許されないことです。

インフラが機能しないと会社は業務を行えないからです。

数時間とはいえ、会社が営業できないのは大損害につながります。

サーバールームでLANケーブルを誤って抜いてしまった時を想像してみてください。
苦情の嵐がイメージできるでしょう。

普段からミスが多い人は確実に向いていない仕事です。

常に気を抜かずに集中して仕事する必要があります。

ミスが起こらないように対策を徹底していますが、ルールが多くて覚えるだけでも大変のようです。

【きつい理由5】コミュニケーションが苦手な人は難しい

インフラエンジニアは、コミュニケーションが苦手な人にはきつい仕事でしょう。

お客様と接する機会が多い仕事だからです。

例えば、ネットワークの要件定義やトラブル対応の仕事ではお客様との対話がつきものです。

その他、ヘルプデスクや機器設置などの時もお客様と接する機会は多いでしょう。

適切に応対する技術や苦情に対処するスキルが必要です。

コミュニケーションに苦手意識がある人には、ストレスがかかる仕事です。

【きつい理由6】夜勤があり不規則な勤務で体調を崩す

監視や運用・保守の業務は確実に夜勤があります。

システムは、24時間365日安定稼働させる必要があるからです。

障害が起ったら原因をみつけ、対応しなくてはいけません。

インフラエンジニアのキャリアのスタートは、監視か運用・保守が多いです。

監視や運用保守は、シフト制で生活のリズムがつかみにくいので体調を崩す人が多いです。

夜勤は会社で仮眠をとるので、人によってそれもストレスでしょう。

また、運用・監視の仕事は異常を知らせるアラームが鳴ると、お客様の対応も解決するまで延々と行う必要があります。

技術職ではなく夜勤のコールセンターで働いていると思いながら、仕事をしている人は多いです。

以上の理由で、スタートでつまずきすぐに離職するので運用・監視の仕事は常に募集が出ています。

【きつい理由7】肉体的負担が大きい

インフラエンジニアは、現場に機器を運搬し組み立てをして設置する仕事もあります。

その代表的な業務は、PCのキッティング・設置です。

PCのキッティング・設置の仕事は箱だしから行うことが多く、10キロ以上のものを持ち上げる機会が多く体力を消費します。

真夏の運搬は本当にきついようです。

きつい理由6でも説明したように、シフト勤務や夜勤もあります。

仕事内容にもよりますが、総じて体力がない人には難しい仕事でしょう。

とくに、実務未経験者は肉体的な負担が大きいロースキル案件に配属される可能性は高いです。

スクール卒で教育しなくてもある程度スキルが高い人は、設計・構築から担当できる場合もあるので覚えておきましょう。

【きつい理由8】クラウドが普及したことで仕事が減る可能性がある

クラウドサービスの普及により、自社にサーバーを置くケースが少なくなりつつあります。

これまでインフラエンジニアが、現地で行っていた運用・保守(オンプレミス形態)の業務量は減少しています。

そのため、スキルアップできる環境が以前より少なくなり、将来性を心配する声もあります。

ただし、オンプレミスからクラウドサービスに移行する時は、インフラエンジニアのスキルは必要です。

実績を上げて今後も長く活躍するには、主要なクラウドサービス(AWSやCGPなど)を学ぶべきでしょう。

以下のようなサイトは非常に学習の参考になりますので、一度検討してみてください。

参考サイト :

【AWS初心者向け】手を動かして身につける! 実戦で役立つAWSサービスの基礎とアーキテクチャ(SAAレベル) | Udemy

紹介したサイトはUdemyで、セール期間に購入すれば1,000円台で幅広くスキルを学べる便利な動画コンテンツです。学習方法の一つとして検討してはいかがでしょうか?

まとめ

インフラエンジニアの仕事が、きついことは十分に分かってもらえたと思います。

辛さだけでいうと、ITエンジニアの中でトップクラスでしょう。

今、転職を考えているなら仕事や会社のネガティブな部分も知るのはオススメです。

あなたが、仕事のつらさに耐えられそうかで転職先を決めるのも良いでしょう。

本サイトではテストエンジニアについても解説していますので、よろしければご参照ください。

未経験からの転職は厳しいですが、できそうにない仕事は除外するのも一つの手ではないでしょうか?

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